船橋市場のBOOKOFFで見つけた一冊。
配達赤ずきんで読んで以来、大崎梢さんの作品は見つけると買っていたのですが、この本は所見。古本としては高めな値段(それでも定価から見れば半額以下ですが)でしたが、これは読まずにはいられない。

店員から見た本屋、客から見た本屋、イベントに連れてこられたロバから見た本屋など、いろいろな視点から見た本屋に関する短編10本が入ったアンソロジー。どれもユニークで楽しい。

なかでも誉田哲也さんの「彼女のいたカフェ」が好み。カフェのある本屋は最近増えてきましたが、のんびりお茶を飲みながらの読書は、お酒と一緒の時とも、図書館の空気とも違うゆったりした感じが心地よくて時間があるとつい立ち寄りたくなる。
読んでいると、ついカフェに行ってしまいたくなるのですが、今日も仕事なので我慢我慢。

そのほかもとても面白いので、ちょっと時間が空いたときに1本だけ読むのもよさそうな一冊。

コメント