古本屋で纏め売りしているのを見つけて10巻一気買い。
WEB掲載時代から何度も読んでいるけどもやっぱり面白い。
ドラクエ1のオマージュから始まって、まさかこんな方向に流れていくとは、WEBで名前を見た時には予想すらしなかった。
魔王と勇者が手を組んで、農業改革を行い貴族子弟に知識を教える。後に頭角を現す子弟たちも、このころは生意気なボンボンだったなぁと懐かしい。
まだお話は始まったばかりだけれど、すでに引き込まれる魅力が満載。ときどき読み返したくなるパワーがある。
WEB掲載時代から何度も読んでいるけどもやっぱり面白い。
ドラクエ1のオマージュから始まって、まさかこんな方向に流れていくとは、WEBで名前を見た時には予想すらしなかった。
魔王と勇者が手を組んで、農業改革を行い貴族子弟に知識を教える。後に頭角を現す子弟たちも、このころは生意気なボンボンだったなぁと懐かしい。
まだお話は始まったばかりだけれど、すでに引き込まれる魅力が満載。ときどき読み返したくなるパワーがある。
ぶらり読書記録「エロマンガ先生 (2)」
2015年6月7日 読書
コミック版の第2巻。
エルフが越してきてから小説勝負までのお話。
原作で一度読んだ話でも絵が付くと雰囲気がだいぶ変わって楽しい。
表紙のイラストも良いが、作中でもころころ変わるエルフの表情が本当にかわいい。
コンセプト的にエルフエンドは無いだろうけど、やっぱりこの子メインヒロインで良いのではないかと思ってしまう。
エルフが越してきてから小説勝負までのお話。
原作で一度読んだ話でも絵が付くと雰囲気がだいぶ変わって楽しい。
表紙のイラストも良いが、作中でもころころ変わるエルフの表情が本当にかわいい。
コンセプト的にエルフエンドは無いだろうけど、やっぱりこの子メインヒロインで良いのではないかと思ってしまう。
ぶらり読書記録「空の謳 天野こずえ短編集 2」
2015年6月4日 読書
宇宙から見た地球の映像を見ると無性に読みたくなる一冊。
ARIAで有名な天野こずえさんの初期の短編をまとめた短編集第2弾。第1弾も好きだけど3冊の短編のうち一番よく手に取るのがこの「空の謳」。
SFとファンタジーが混ざったような「空の謳」、柔らかい空気のおとぎ話のような「魔法の郵便屋さん」、普通の学校にお忍びでやってきた女の子とのラブコメ「ANGEL VOICE」、人口増加と環境汚染による宇宙移民の様子を描いた「アース Episode II A Planet Named EARTH」。
中でも最後のアースが好みで、この話だけでも何度も読み返している。
新天地への期待と不安。おんぼろ宇宙船に、トラブルメーカー的な少女との出会い、宇宙船内での逃走劇。古き良き雰囲気もあるSFロマン。
最後はビターな結末だけれども、その先を感じさせる幕引き。最後のシーンがとても印象的。
ARIAで有名な天野こずえさんの初期の短編をまとめた短編集第2弾。第1弾も好きだけど3冊の短編のうち一番よく手に取るのがこの「空の謳」。
SFとファンタジーが混ざったような「空の謳」、柔らかい空気のおとぎ話のような「魔法の郵便屋さん」、普通の学校にお忍びでやってきた女の子とのラブコメ「ANGEL VOICE」、人口増加と環境汚染による宇宙移民の様子を描いた「アース Episode II A Planet Named EARTH」。
中でも最後のアースが好みで、この話だけでも何度も読み返している。
新天地への期待と不安。おんぼろ宇宙船に、トラブルメーカー的な少女との出会い、宇宙船内での逃走劇。古き良き雰囲気もあるSFロマン。
最後はビターな結末だけれども、その先を感じさせる幕引き。最後のシーンがとても印象的。
さあ・・・行こう!※アース Episode II A Planet Named EARTHより。
地球(アース)が・・・迎え入れてくれる!!
ぶらり読書記録「僕に恋するメカニカル (1)」
2015年6月2日 読書
イラストがなんだか気に入ったのと、安かったこともあり購入。
未来ロボから生命とか種とか狙われたり、そいつらと敵対する組織に助けられたりするライトなSFもの。
主人公の遺伝子を狙ってるせいで、敵の女性型ロボたちがみんなとても可愛い。
人に擬態したロボらしいのだけど、設定見る限りしっかり女性的な感情持ってるようにも感じる。両腕ロボ化するの嫌がったりとか。
湯上り遭遇イベントとか偽装デートとかお約束イベントも入っていて、ヒロインとのラブコメも楽しい。続きに期待。
未来ロボから生命とか種とか狙われたり、そいつらと敵対する組織に助けられたりするライトなSFもの。
主人公の遺伝子を狙ってるせいで、敵の女性型ロボたちがみんなとても可愛い。
人に擬態したロボらしいのだけど、設定見る限りしっかり女性的な感情持ってるようにも感じる。両腕ロボ化するの嫌がったりとか。
湯上り遭遇イベントとか偽装デートとかお約束イベントも入っていて、ヒロインとのラブコメも楽しい。続きに期待。
ぶらり読書記録「僕は友達が少ない 4」
2015年6月1日 読書
うっかり1冊飛ばしていた・・ので順番逆だけどメモ。
宿題という響きがもうすでに懐かしい。決まった問題を解くだけで、あとは自由に長期休みを満喫できるなんて、学生は天国だな。なんであのころあれっぽっちの課題に苦労したのだろう。
そんな宿題を仲間内で一緒にやるのも学生時代の楽しい思い出。結局脱線して大して進まないところまでが割とテンプレート。
隣人部以外の話では、天馬さんとの掛け合いも楽しい。どんどん追いつめられていってるきがするけども、さて最終的にどこで落ち着くのやら。
宿題という響きがもうすでに懐かしい。決まった問題を解くだけで、あとは自由に長期休みを満喫できるなんて、学生は天国だな。なんであのころあれっぽっちの課題に苦労したのだろう。
そんな宿題を仲間内で一緒にやるのも学生時代の楽しい思い出。結局脱線して大して進まないところまでが割とテンプレート。
隣人部以外の話では、天馬さんとの掛け合いも楽しい。どんどん追いつめられていってるきがするけども、さて最終的にどこで落ち着くのやら。
ぶらり読書記録「僕は友達が少ない 5」
2015年6月1日 読書
残念な面々のお話も5冊目。
普通に仲良し集団にしか見えなくなってきた隣人部が今回行くのは遊園地&温泉。
遊園地で絶叫マシーンめぐりとか、そういえば学生時代にはよくやった。個人的に早いのは良くても落ちるのが全くダメなので、ひっぱりまわされながら青い顔していたと思う。フリーフォールとか人間の乗るものじゃないと思う・・。
おとなしめなものでも、苦手だと結構ダメージくるので、向きになって周回チャレンジとか実はこいつらすごいやつなんじゃなかろうか。
幸村の性別バレとかあったけども、その辺はいまさらなのでまぁ良いか。
普通に仲良し集団にしか見えなくなってきた隣人部が今回行くのは遊園地&温泉。
遊園地で絶叫マシーンめぐりとか、そういえば学生時代にはよくやった。個人的に早いのは良くても落ちるのが全くダメなので、ひっぱりまわされながら青い顔していたと思う。フリーフォールとか人間の乗るものじゃないと思う・・。
おとなしめなものでも、苦手だと結構ダメージくるので、向きになって周回チャレンジとか実はこいつらすごいやつなんじゃなかろうか。
幸村の性別バレとかあったけども、その辺はいまさらなのでまぁ良いか。
ぶらり読書記録「冴えない彼女の育てかた 1」
2015年6月1日 読書
ついこの間までアニメが放送されていた作品のコミカライズ。
冴えない彼女こと加藤恵との掛け合いが楽しい。
好きな方向には超スペックなのに性格が相当残念というのが並んでる中で、平凡で天然な感じがすごく癒し。普通の作品以上に癒される。
アニメ版で見た感じだと、何言われても(少なくとも最初の方は)動じないイメージのあった加藤だけれど、コミック版だと結構最初から感情が出ていて何だか新鮮。初対面の英梨々相手にガチに涙目で震えてるところを見ると普通の女の子のよう。(普通の女の子ではあるんだけど・・)
こちらも原作小説含めて読みたい作品ではあるのだけど、まとめ買いはお財布に厳しいので少しづつ集めていこうと思う。
冴えない彼女こと加藤恵との掛け合いが楽しい。
好きな方向には超スペックなのに性格が相当残念というのが並んでる中で、平凡で天然な感じがすごく癒し。普通の作品以上に癒される。
アニメ版で見た感じだと、何言われても(少なくとも最初の方は)動じないイメージのあった加藤だけれど、コミック版だと結構最初から感情が出ていて何だか新鮮。初対面の英梨々相手にガチに涙目で震えてるところを見ると普通の女の子のよう。(普通の女の子ではあるんだけど・・)
こちらも原作小説含めて読みたい作品ではあるのだけど、まとめ買いはお財布に厳しいので少しづつ集めていこうと思う。
ぶらり読書記録「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
2015年6月1日 読書
千葉が舞台の作品は、どこか琴線に触れるものがあるようで。
この間コラボモノレールに乗りにいって以来、興味が上がってきてたまたま売っていた1巻を衝動買い。わりと早いペースで一気読みしてしまった。
アニメの方も見ていてキャラも把握しているのですんなり入り込む。八幡てひねくれているように書かれているし、実際ひねくれているんだろうけれど、実は結構できた人間な気がする。轢かれそうな犬を咄嗟にとびこんで助けるとか、いったいどのくらいの人ができるのだろう。自己犠牲とかうんぬんでなく、実際にそういう現場に立ち会うと体が固まってしまう気がする。
ある意味で共感でき、ある意味で尊敬もできる人物という印象。年取るにつれて信頼されるようなそんなタイプ。
千葉人的には、時々はさまれる千葉あるあるも楽しい。
「青なじみ」が他地方で通じなかったり、MAXコーヒーが一般的じゃなかったりってとこに驚くのは経験がありすぎる。
外房線とか土気とかローカルな名前が出てくる作品も初めて見たのですごく新鮮。土気方面の珍しい動物という地元ネタをまさか取り上げてくれるとは思わなかった。
俺妹以来となる、かなり琴線にクリーンヒットな作品。近いうちに続きを読みたい。
この間コラボモノレールに乗りにいって以来、興味が上がってきてたまたま売っていた1巻を衝動買い。わりと早いペースで一気読みしてしまった。
アニメの方も見ていてキャラも把握しているのですんなり入り込む。八幡てひねくれているように書かれているし、実際ひねくれているんだろうけれど、実は結構できた人間な気がする。轢かれそうな犬を咄嗟にとびこんで助けるとか、いったいどのくらいの人ができるのだろう。自己犠牲とかうんぬんでなく、実際にそういう現場に立ち会うと体が固まってしまう気がする。
ある意味で共感でき、ある意味で尊敬もできる人物という印象。年取るにつれて信頼されるようなそんなタイプ。
千葉人的には、時々はさまれる千葉あるあるも楽しい。
「青なじみ」が他地方で通じなかったり、MAXコーヒーが一般的じゃなかったりってとこに驚くのは経験がありすぎる。
外房線とか土気とかローカルな名前が出てくる作品も初めて見たのですごく新鮮。土気方面の珍しい動物という地元ネタをまさか取り上げてくれるとは思わなかった。
俺妹以来となる、かなり琴線にクリーンヒットな作品。近いうちに続きを読みたい。
ぶらり読書記録「RPGの彼女 -大人になった厨二病-」
2015年5月31日 読書
タイトルや導入文のわりにときどき重めな回想(?)を挟むものの、基本はドラクエ的な4コマ。呪文の使えない殴り僧侶ってもはや戦士でよくないか?
攻略本読んでる女神がいたり、ストーリーそっちのけでレベル上げとかのあるあるもありつつ、全体的に懐かしい感じの漫画。幸宮さんらしい可愛らしさもばっちり。
既に好感度MAXな勇者&魔法使いのラブコメを楽しみつつのんびり読める1冊。
攻略本読んでる女神がいたり、ストーリーそっちのけでレベル上げとかのあるあるもありつつ、全体的に懐かしい感じの漫画。幸宮さんらしい可愛らしさもばっちり。
既に好感度MAXな勇者&魔法使いのラブコメを楽しみつつのんびり読める1冊。
ぶらり読書記録「僕は友達が少ない 3」
2015年5月31日 読書
さて3巻。挿絵の圧倒的肌色率(モノクロだけど)。
3巻は夏のお話。海にプールにお祭りにお泊りにと、もう友達で良いのでは?と思うのだが、彼ら指標的には友達ではないらしい。友達の定義ってなんだっけ?
ここにきて、星奈のフラグが大量に。父から「よろしく」って、ほぼ婚約では?と思うのだが、ここで気にも留めないのが残念なところなのだろう。
意図して気にしないようにしているのかもしれないが。
3巻は夏のお話。海にプールにお祭りにお泊りにと、もう友達で良いのでは?と思うのだが、彼ら指標的には友達ではないらしい。友達の定義ってなんだっけ?
ここにきて、星奈のフラグが大量に。父から「よろしく」って、ほぼ婚約では?と思うのだが、ここで気にも留めないのが残念なところなのだろう。
意図して気にしないようにしているのかもしれないが。
ぶらり読書記録「翠星のガルガンティア (1)」
2015年5月24日 読書
古本屋で見つけて手に取った一冊。
アニメ版は全話チェックして、劇場版も見に行くくらいには好みの作品。そのコミカライズ。今回見るまで出ているのを知らなかった件。
アニメ版に忠実だけどもそれが嬉しい。じっくり読んでアニメを楽しんだ思い出を振り返る。
1巻は海賊とのひと悶着までのお話。全3巻のようで、続きも見つけたらチェックしたい。
アニメ放映時から琴線に触れると思ったが、職場で何気ない話で謎が解けた気がする。
この話、スターオーシャン2に雰囲気がすごく似ている。未開惑星(主人公サイドから見れば)に迷い込んだオーバーテクノロジー持った主人公と現地人のヒロインがトラブルを解決しながら徐々に絆を結ぶお話。こういうタイプのストーリーが多分好きなんだと思う。
アニメ版は全話チェックして、劇場版も見に行くくらいには好みの作品。そのコミカライズ。今回見るまで出ているのを知らなかった件。
アニメ版に忠実だけどもそれが嬉しい。じっくり読んでアニメを楽しんだ思い出を振り返る。
1巻は海賊とのひと悶着までのお話。全3巻のようで、続きも見つけたらチェックしたい。
アニメ放映時から琴線に触れると思ったが、職場で何気ない話で謎が解けた気がする。
この話、スターオーシャン2に雰囲気がすごく似ている。未開惑星(主人公サイドから見れば)に迷い込んだオーバーテクノロジー持った主人公と現地人のヒロインがトラブルを解決しながら徐々に絆を結ぶお話。こういうタイプのストーリーが多分好きなんだと思う。
ぶらり読書記録「僕は友達が少ない 2」
2015年5月17日 読書
さて2巻。相変わらずの残念なキャラの掛け合いが楽しい。
とりあえずメインキャラがようやく集まって、隣人部が本格始動した感じ。
理科がいるとやることのスケールが異様なくらいに広がる。バーチャルゲームの調整できるって未来に生きすぎだろ。
ところでロマンシング佐賀で実際の企画があるわけだけど、果たしてこれが書かれた時点で話はあったのかどうだか。偶然の一致だったら何とも面白い。
ゲームやったり小説書いたりカラオケ行ったり。部屋代にむかついて1人1部屋別々に借りるとか、バカっぽく見えながら学生時代こんなノリあったなと思う。学生時代のバカは当事者としてはすごく楽しいもので。
とりあえずメインキャラがようやく集まって、隣人部が本格始動した感じ。
理科がいるとやることのスケールが異様なくらいに広がる。バーチャルゲームの調整できるって未来に生きすぎだろ。
ところでロマンシング佐賀で実際の企画があるわけだけど、果たしてこれが書かれた時点で話はあったのかどうだか。偶然の一致だったら何とも面白い。
ゲームやったり小説書いたりカラオケ行ったり。部屋代にむかついて1人1部屋別々に借りるとか、バカっぽく見えながら学生時代こんなノリあったなと思う。学生時代のバカは当事者としてはすごく楽しいもので。
ぶらり読書記録「僕は友達が少ない」
2015年5月16日 読書
昨年くらいに綾瀬の古書店でまとめうりしていたのを購入。
アニメ化もされて知名度もそれなりにある作品だが、結構安く買えた気がする。
平坂読さんの作品は「ホーンテッド!」以来なので結構久しぶり。独特のちょっとひねくれた感じが楽しい。
「はがない」自体はアニメでは見ていたので話自体はしっているものの、小説はどんな感じかと思って読み始めると、驚くほど違和感がない。読みながらアニメのシーンが浮かんで不思議な感覚で一気読みしてしまった。
モ○ハンで、開幕早々乱闘は、実際にやったことがあって懐かしさがある。
主にボウガンで撃たれる役だったがそれも良い思い出。最近はそういう機会もめっきり減ってしまった。
まとめ買いなせいで、結構な冊数があるので、続きものんびり読むとする。
アニメ化もされて知名度もそれなりにある作品だが、結構安く買えた気がする。
平坂読さんの作品は「ホーンテッド!」以来なので結構久しぶり。独特のちょっとひねくれた感じが楽しい。
「はがない」自体はアニメでは見ていたので話自体はしっているものの、小説はどんな感じかと思って読み始めると、驚くほど違和感がない。読みながらアニメのシーンが浮かんで不思議な感覚で一気読みしてしまった。
モ○ハンで、開幕早々乱闘は、実際にやったことがあって懐かしさがある。
主にボウガンで撃たれる役だったがそれも良い思い出。最近はそういう機会もめっきり減ってしまった。
まとめ買いなせいで、結構な冊数があるので、続きものんびり読むとする。
ぶらり読書記録「アオイハルノスベテ」
2015年5月16日 読書
千葉の三省堂書店で購入。ココロコネクトの庵田定夏さん&白身魚さんによるちょっと不思議な青春もの。
舞台の輪月高校の学生にだけ知覚できる超能力「輪月症候群」。学校関係者でも教師など学生以外には近くできないし、炎を出せてもものは燃やせない、水を出せても濡れないし喉も潤せない。作中で教師の言うように「ごっこ遊び」にしか見えないと言われてしまえばそれまでだけど、やっぱりそういう世界ってワクワクする。
特殊な事情があるものの、学生の日常はそれほど変わらない感じ。序盤はごく普通な入学時期の学生という感じで、懐かしさはあるがそれほど琴線に触れるものでもなかったのですが。主人公の浩人がやる気を出したあたりから一気に面白くなる。
閉塞状態から、徐々に回りを巻き込みつつお祭りな空気になっていく展開に、一気に最後まで読み切ってしまった。
いろいろと良い方向には向かっているものの、浩人の抱える問題は全く解決していない状態。そこへ最後の一言。続きがとても気になる。
舞台の輪月高校の学生にだけ知覚できる超能力「輪月症候群」。学校関係者でも教師など学生以外には近くできないし、炎を出せてもものは燃やせない、水を出せても濡れないし喉も潤せない。作中で教師の言うように「ごっこ遊び」にしか見えないと言われてしまえばそれまでだけど、やっぱりそういう世界ってワクワクする。
特殊な事情があるものの、学生の日常はそれほど変わらない感じ。序盤はごく普通な入学時期の学生という感じで、懐かしさはあるがそれほど琴線に触れるものでもなかったのですが。主人公の浩人がやる気を出したあたりから一気に面白くなる。
閉塞状態から、徐々に回りを巻き込みつつお祭りな空気になっていく展開に、一気に最後まで読み切ってしまった。
いろいろと良い方向には向かっているものの、浩人の抱える問題は全く解決していない状態。そこへ最後の一言。続きがとても気になる。
ぶらり読書記録「大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー」
2015年5月16日 読書
船橋市場のBOOKOFFで見つけた一冊。
配達赤ずきんで読んで以来、大崎梢さんの作品は見つけると買っていたのですが、この本は所見。古本としては高めな値段(それでも定価から見れば半額以下ですが)でしたが、これは読まずにはいられない。
店員から見た本屋、客から見た本屋、イベントに連れてこられたロバから見た本屋など、いろいろな視点から見た本屋に関する短編10本が入ったアンソロジー。どれもユニークで楽しい。
なかでも誉田哲也さんの「彼女のいたカフェ」が好み。カフェのある本屋は最近増えてきましたが、のんびりお茶を飲みながらの読書は、お酒と一緒の時とも、図書館の空気とも違うゆったりした感じが心地よくて時間があるとつい立ち寄りたくなる。
読んでいると、ついカフェに行ってしまいたくなるのですが、今日も仕事なので我慢我慢。
そのほかもとても面白いので、ちょっと時間が空いたときに1本だけ読むのもよさそうな一冊。
配達赤ずきんで読んで以来、大崎梢さんの作品は見つけると買っていたのですが、この本は所見。古本としては高めな値段(それでも定価から見れば半額以下ですが)でしたが、これは読まずにはいられない。
店員から見た本屋、客から見た本屋、イベントに連れてこられたロバから見た本屋など、いろいろな視点から見た本屋に関する短編10本が入ったアンソロジー。どれもユニークで楽しい。
なかでも誉田哲也さんの「彼女のいたカフェ」が好み。カフェのある本屋は最近増えてきましたが、のんびりお茶を飲みながらの読書は、お酒と一緒の時とも、図書館の空気とも違うゆったりした感じが心地よくて時間があるとつい立ち寄りたくなる。
読んでいると、ついカフェに行ってしまいたくなるのですが、今日も仕事なので我慢我慢。
そのほかもとても面白いので、ちょっと時間が空いたときに1本だけ読むのもよさそうな一冊。
ぶらり読書記録「居酒屋ぼったくり」
2015年5月10日 読書
以前立ち寄った書店で見かけて気になっていたものの、機会がなく今まで読まずにいた1冊。今日たちよった夏見の鑑定団で見つけて購入。
この間読んだ「異世界居酒屋 のぶ」からファンタジーを抜いたような雰囲気の1冊。その分人間関係がよりリアルに想像できる。
名前の「ぼったくり」も由来がなんとも江戸っ子気質というか、職人肌というか気持ちが良い。
常連客は近所のお年寄りからエアコン取り付けの技術者までさまざま。みな少々口は悪いがとても暖かい。これも江戸っ子っぽさなのかもしれないが、自分の故郷の雰囲気にもちょっと似ていて懐かしさも感じる。
出てくる料理もとても旨そうで、しかも自分でも作れそうな気がするものばかり。読みながら、ついつい晩酌のお供にとか、明日のおかずにとか頭に浮かんでくる。もう少ししたらゴーヤやナスの美味しい季節なので、料理本としても頼れる一冊となりそう。
この間読んだ「異世界居酒屋 のぶ」からファンタジーを抜いたような雰囲気の1冊。その分人間関係がよりリアルに想像できる。
名前の「ぼったくり」も由来がなんとも江戸っ子気質というか、職人肌というか気持ちが良い。
常連客は近所のお年寄りからエアコン取り付けの技術者までさまざま。みな少々口は悪いがとても暖かい。これも江戸っ子っぽさなのかもしれないが、自分の故郷の雰囲気にもちょっと似ていて懐かしさも感じる。
出てくる料理もとても旨そうで、しかも自分でも作れそうな気がするものばかり。読みながら、ついつい晩酌のお供にとか、明日のおかずにとか頭に浮かんでくる。もう少ししたらゴーヤやナスの美味しい季節なので、料理本としても頼れる一冊となりそう。
ぶらり読書記録「ポーション、わが身を助ける 1」
2015年5月10日 読書
ネットで勧められていたのを見て購入。表紙にも描かれたヒロインのカエデが可愛らしい。
特に前ふり無く異世界で目覚めるヒロイン。実は伝説の勇者というわけでもなく、急に戦う力に目覚めるわけでもない。
唯一手にしていたのは、「生成」と唱えると素材からアイテムを作り出す力が(カエデにだけ)使えるようになる本だけ。
その力を使って、お金を稼ぎ、宿をとり食糧を手に入れる。
この手の話で気にされることの少ない生活費というところが物語の結構メインのところにあるのは面白い。
「生成」の力のおかげでお金に困ることが無いけれど、稼ぐがゆえに荒くれ者に目をつけられることもある。戦闘能力皆無な分、狙われたり襲われたりというシーンは本当に怖さを感じる。
続き物ということで、1巻ではほんの導入というところ。2巻ではまた話が動きそうで続きが楽しみ。
特に前ふり無く異世界で目覚めるヒロイン。実は伝説の勇者というわけでもなく、急に戦う力に目覚めるわけでもない。
唯一手にしていたのは、「生成」と唱えると素材からアイテムを作り出す力が(カエデにだけ)使えるようになる本だけ。
その力を使って、お金を稼ぎ、宿をとり食糧を手に入れる。
この手の話で気にされることの少ない生活費というところが物語の結構メインのところにあるのは面白い。
「生成」の力のおかげでお金に困ることが無いけれど、稼ぐがゆえに荒くれ者に目をつけられることもある。戦闘能力皆無な分、狙われたり襲われたりというシーンは本当に怖さを感じる。
続き物ということで、1巻ではほんの導入というところ。2巻ではまた話が動きそうで続きが楽しみ。
ぶらり読書記録「エロマンガ先生 (4) エロマンガ先生VSエロマンガ先生G」
2015年5月9日 読書
今日は朝早めに目が覚めたこともあって時間があったせいか、最近では珍しいくらいに本を読んだ。小説を3冊読破は時間のあった学生時代でもあまりなかった気がする。
本日最後は伏見つかさの「エロマンガ先生4」。
仲の良い仕事仲間も増え、兄妹の仲も良好になってきたところに舞い込む「本物」を名乗る謎の人物。実力の差を見せつけるイラストを突き付けられ、本物の座をかけてのイラスト勝負という、少年漫画的な熱い展開。
ある意味今後の執筆活動にも影響する、今まででもトップクラスのピンチにもかかわらず、お互いを信じながら勝負に挑むこの兄妹がすごく良い。1巻のときの印象からだいぶ変わって、本当に応援したいキャラに成長したと思う。
黒幕自体はわりとあっさりわかるものの、勝負のリスクは変わらず。
初代エロマンガ先生や、今まであまり語られなかった母の思い出、エルフのパートナーなど、細かい情報も出てきてだんだんと引き込まれていく感じは変わらず。
巻を増すごとに増えるキャラクターもそれぞれが強烈な個性があって次はどんなキャラかと楽しみになってしまう。
次回は王道なラブコメイベントということで、これ以上どうラブコメに持っていくのかなんとも気になる。
本日最後は伏見つかさの「エロマンガ先生4」。
仲の良い仕事仲間も増え、兄妹の仲も良好になってきたところに舞い込む「本物」を名乗る謎の人物。実力の差を見せつけるイラストを突き付けられ、本物の座をかけてのイラスト勝負という、少年漫画的な熱い展開。
ある意味今後の執筆活動にも影響する、今まででもトップクラスのピンチにもかかわらず、お互いを信じながら勝負に挑むこの兄妹がすごく良い。1巻のときの印象からだいぶ変わって、本当に応援したいキャラに成長したと思う。
黒幕自体はわりとあっさりわかるものの、勝負のリスクは変わらず。
初代エロマンガ先生や、今まであまり語られなかった母の思い出、エルフのパートナーなど、細かい情報も出てきてだんだんと引き込まれていく感じは変わらず。
巻を増すごとに増えるキャラクターもそれぞれが強烈な個性があって次はどんなキャラかと楽しみになってしまう。
次回は王道なラブコメイベントということで、これ以上どうラブコメに持っていくのかなんとも気になる。
ぶらり読書記録「この恋と、その未来。 -一年目 春-」
2015年5月9日 読書
森橋ビンゴの作品は、だいぶ昔に読んだ「三月、七日」以来。初々しい恋物語から一転、許されない恋だとわかり、それでも歩んでいく、ちょっと切ないストーリーだったと記憶している。
あれから何年たっただろうか。久しぶりに手に取った森橋作品もやはりちょっと切なさを感じる恋物語。
性転換キャラや、いわゆる男の娘ものはコメディチックな作品ではよく見かけるものの、シリアスな内容で性同一性障害というものを扱った作品は私の読んだ中ではすぐには思いつかない。
見た目はイケメン。言動も行動も男性的で、裸でも見ない限りは女性とはわからない織田未来。良く笑い良く怒り、何事にも積極的。男とか女とか関係無しに友人になったら楽しいだろうなと思う人物。強烈な姉たちのせいで女性がトラウマになっている四郎が、(最初こそとまどったものの)仲の良い友人としてつきあえているところからもそう感じる。
全くの平穏というわけにはいかないものの、そんな親友同士の日常を楽しみながら、徐々に四郎の胸に芽吹く感情。この巻だけでもきれいに終わっているが、どうやら続きもあるらしい。この後2人の関係がどう続いていくのか、やはり気になってしまう。
この作品の個人的なもう1つの魅力は、舞台が広島であることか。東京から移り住んで、言葉が通じないという感覚は私にも経験がある。それを少しずつ覚えていくのもまた楽しい。
土地ごとの雰囲気の出る方言は好きだが、中でも広島の言葉は温かみを感じる。それに広島の言葉を話す女の子はなんだかかわいい。
広島弁を話す本作のもう一人のヒロイン三好の恋路も(すでに暗雲立ち込めている気がしないでもないが)応援したい。
あれから何年たっただろうか。久しぶりに手に取った森橋作品もやはりちょっと切なさを感じる恋物語。
性転換キャラや、いわゆる男の娘ものはコメディチックな作品ではよく見かけるものの、シリアスな内容で性同一性障害というものを扱った作品は私の読んだ中ではすぐには思いつかない。
見た目はイケメン。言動も行動も男性的で、裸でも見ない限りは女性とはわからない織田未来。良く笑い良く怒り、何事にも積極的。男とか女とか関係無しに友人になったら楽しいだろうなと思う人物。強烈な姉たちのせいで女性がトラウマになっている四郎が、(最初こそとまどったものの)仲の良い友人としてつきあえているところからもそう感じる。
全くの平穏というわけにはいかないものの、そんな親友同士の日常を楽しみながら、徐々に四郎の胸に芽吹く感情。この巻だけでもきれいに終わっているが、どうやら続きもあるらしい。この後2人の関係がどう続いていくのか、やはり気になってしまう。
この作品の個人的なもう1つの魅力は、舞台が広島であることか。東京から移り住んで、言葉が通じないという感覚は私にも経験がある。それを少しずつ覚えていくのもまた楽しい。
土地ごとの雰囲気の出る方言は好きだが、中でも広島の言葉は温かみを感じる。それに広島の言葉を話す女の子はなんだかかわいい。
広島弁を話す本作のもう一人のヒロイン三好の恋路も(すでに暗雲立ち込めている気がしないでもないが)応援したい。
ぶらり読書記録「ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~」
2015年5月9日 読書
「ROD」や「金魚屋」、「ひまわりさん」など、本や書店にかかわる作品はなんとなく見つけると手に取ってしまう。
そんなノリで読み始めたビブリア古書堂も気が付けば第6巻。早いもので。
五浦と栞子には因縁となる、太宰治の晩年を巡る物語が再び。
これまでいろいろな古書にかかわる事件を解決してきたけれど、この古書がからむとやっぱり一味違う感じ。直接的な危険があることも合わせて。
ある意味宿敵となった田中も再登場。欲しいもののために手段を選ばない異常者という印象のあるキャラクターで、実際「晩年」に対する時の様子は鬼気迫るものがあるものの、どうしても憎めない人物。五浦と田中のやりとりはこの作品でも好きなシーンの1つ。
終盤の憎まれ口をたたきながらも認め合っているような雰囲気は、長年のライバルが手を組んだ王道漫画を思わせる熱いものを感じる。
そんなノリで読み始めたビブリア古書堂も気が付けば第6巻。早いもので。
五浦と栞子には因縁となる、太宰治の晩年を巡る物語が再び。
これまでいろいろな古書にかかわる事件を解決してきたけれど、この古書がからむとやっぱり一味違う感じ。直接的な危険があることも合わせて。
ある意味宿敵となった田中も再登場。欲しいもののために手段を選ばない異常者という印象のあるキャラクターで、実際「晩年」に対する時の様子は鬼気迫るものがあるものの、どうしても憎めない人物。五浦と田中のやりとりはこの作品でも好きなシーンの1つ。
終盤の憎まれ口をたたきながらも認め合っているような雰囲気は、長年のライバルが手を組んだ王道漫画を思わせる熱いものを感じる。
「君の説得はとても狡いね。君にとって大事なのは篠川栞子だ。彼女を守るためなら、ぼくにどんな嘘でもつくはずだ。」
「でも、それはぼくも大して変わらない……手に入れたいもののためならなんでもやる。確かに親戚同士だよ。ぼくたちは。」
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