千葉が舞台の作品は、どこか琴線に触れるものがあるようで。
この間コラボモノレールに乗りにいって以来、興味が上がってきてたまたま売っていた1巻を衝動買い。わりと早いペースで一気読みしてしまった。

アニメの方も見ていてキャラも把握しているのですんなり入り込む。八幡てひねくれているように書かれているし、実際ひねくれているんだろうけれど、実は結構できた人間な気がする。轢かれそうな犬を咄嗟にとびこんで助けるとか、いったいどのくらいの人ができるのだろう。自己犠牲とかうんぬんでなく、実際にそういう現場に立ち会うと体が固まってしまう気がする。
ある意味で共感でき、ある意味で尊敬もできる人物という印象。年取るにつれて信頼されるようなそんなタイプ。

千葉人的には、時々はさまれる千葉あるあるも楽しい。
「青なじみ」が他地方で通じなかったり、MAXコーヒーが一般的じゃなかったりってとこに驚くのは経験がありすぎる。
外房線とか土気とかローカルな名前が出てくる作品も初めて見たのですごく新鮮。土気方面の珍しい動物という地元ネタをまさか取り上げてくれるとは思わなかった。

俺妹以来となる、かなり琴線にクリーンヒットな作品。近いうちに続きを読みたい。

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